ガメラ 大怪獣空中決戦
![]() | ガメラ 大怪獣空中決戦 (2007/10/26) 伊原剛志.小野寺昭.中山忍.藤谷文子.渡辺裕之.風吹ジュン 商品詳細を見る |
なんでいまごろガメラやねん。
そう突っ込まないで。
怪獣映画は、今でも好きなの。
でも、やはり30歳を超えてまで観れる怪獣映画は、ほとんどない。
そんななか、唯一面白く、納得できるのが、本作品からスタートする平成ガメラシリーズ3本。
設定が平成ゴジラシリーズとは雲泥の差で、怪獣登場の負の側面(都市への被害、市民への被害)もしっかりと描かれている。
ガメラの永遠のライバル、ギャオスが突然現れ、ある島の島民を全滅させる。
そしてそのギャオスが福岡市に迫る。
そのとき、会場からガメラが現れて・・・。
よくある設定ですが、動物保護、研究、国の政策など、種々の要因が絡み合い、それゆえ市民が無駄に死んでいく・・・。本当にありえそうな環境設定に、けっこうのめりこみます。
そもそも、手足を引っ込めた亀が、炎を振りまいて空を飛ぶ、という、お笑いの設定があるため、脚本をシリアスに描けば描くほど、ガメラの存在が邪魔になると思われるが、当時の日本のSFXとしてはかなり力の入った描写によって、ガメラの飛行シーンも違和感なく見れる。
まじめに作ると、怪獣映画も楽しめるんです。
むしろ、子供には難しすぎるかもしれない。
最後、東京を舞台にギャオスとガメラが戦う。
印象的なのは、自衛隊のミサイルが直撃し折れ曲がった東京タワーに、ギャオスが巣を作るシーン。夕日のなかシルエットだけでギャオスを描くシーンは、まるで『Always 三丁目の夕日』を髣髴させる(笑)。
このときのガメラとギャオスの戦いが、第2作、第3作につながるキーワードにもなっていて、連続して2、3作を見ると、作り手の情熱が伝わります。
だまされたと思って、まずは観てみましょう。
なんと
★★★★☆
